【老けたくないなら今すぐ読め!】美容常識の9割がウソ
世間で信じられている美容情報の大半が嘘だった!
老けたくない。
肌を綺麗にしたい。
男性も女性も、若い人も年配の方も
世の中共通の悩みではないでしょうか。
多くの化粧品は誤解を与えやすい表示がしてあったり、
少しおおげさな表記がされている商品が多いですね。
今日は、国立病院機構東京医療センター形成外科医長である落合博子先生の
「美容常識の9割がウソ」を紹介しよう。
男性である僕も、肌はきたないより綺麗でいたいですよね。
なので男性の方も、ぜひ読んで頂きたい一冊です。
今日紹介する本
目次
- 1 肌の奥まで浸透するはあり得ない
- 2 肌のバリア機能を大切にする
- 3 化粧水を使わなくていい
- 4 ビタミンCはたくさん摂るほどよいわけではない
- 5 毎日必ず日焼け止めを塗ること
- 6 スキンケア商品は複数使うと効果が弱まる
- 7 「合う合わない」を見極めるシンプルケア
- 8 おわりに
1 肌の奥まで浸透するはあり得ない
「肌の奥まで浸透!」
僕もそんなこと書いてあるのかなーとドラックストアの化粧水コーナーにいくと、まあまあ書いてあるじゃないですか!
パッケージのうたい文句にほとんどのメーカーが「肌の奥まで浸透!」と!
肌の構造
上の図を見てほしい。
衝撃事実!スキンケア商品を肌に叩き込んでも、実際に染み込んでるのは角質層までしか届いていないんです。
肌は基底層という部分で細胞分裂を繰り返すことにより、新しい細胞を生み出して、古い細胞は表面に押し出されるというのを繰り返す構造になっています。
角質層は肌の奥の組織から生まれて、押し出された「古くなった細胞」のことなんだ。
そして角質層はいずれ垢となって剥がれ落ちていくんですね。
つまり我々が一生懸命お金を注ぎ込んでお手入れをしているのは、いずれ剥がれ落ちていく角質層ってことですよ。
2 肌のバリア機能を大切にする
私たち人間は、皮膚表面の皮脂や角質層によって異物を体内に入れない働きや、逆に体内の水分を外に出さない働きを持っています。
この働きがしっかりしていれば、水分を補わなくても、肌の内側にある水分でしっかり肌を保ってくれるということなんですね。
このバリア機能。
みなさんが当たり前にやっていることが、実は肌のバリア機能を破壊してしまっているかもしれませんよ。
美顔ローラーを愛用している方も多いのではないでしょうか。
血流やリンパの流れを改善し、むくみなどを解消してくれます。
肌の繊維組織を破壊し、しわやたるみになることがありますので短時間で行うようにしてください。
一日5分〜10分程度で良いとされてます。
肌を洗いすぎると、肌荒れや乾燥肌の原因となってしまいます。
皮脂や皮膚に存在する菌が減り、皮膚の構造が破壊されてしまうんです。
健康な肌は、皮膚に存在する菌によって弱酸性に保たれています。
弱酸性になることで、有害な菌が繁殖しない仕組みになっていて、皮脂にある油を餌にグリセリンや脂肪酸を作ることによって皮膚への異物の侵入を守ってくれています。
汚れ以外に、必要な皮脂まで落としてしまうと肌の回復が遅れお肌のトラブルにつながりますよ。
顔にスチームを当てると、なんだか湿ってきて肌に水分が浸透してプルプルになりそうですよね!
実はこれ角質層の構造が壊れて逆効果になることも。
長時間スチームに肌が当たっていると、肌がふやけて角質層の構造が壊れてしまい、角質層の奥に蓄えられている水分を蒸発させてしまいますので乾燥しやすくなってしまいます。
また蒸気を当て続けると、雑菌により肌荒れを引き起こすこともあるそうです。
スチーマーなどを使う場合は、スマホを見ながらなど時間を忘れてしまう事があるので、時間や肌との距離はメーカーの使用説明に従って使うようにしましょう。
室内全体を加湿して保湿効果を高めるのがいいでしょう。
3 化粧水を使わなくていい
化粧水を使うと逆に肌を弱めてしまう可能性があるよ。
化粧水ってちょっと保湿成分が入ったただの水なんだ。
肌の表面が濡れて、なんだかしっとりした感じがするんですが、時間が経てば蒸発してしまいます。
化粧水を過剰に塗ると角質層の構造が崩れて、バリア機能を弱めてしまうこともあるし、肌に合わないってトラブルもありますよね。
そうすると肌の艶がなくなったり 毛穴やこじわが目立ちやすくなりニキビも出てきたりと肌の不調につながることもあるんです。
4 ビタミンCはたくさん摂るほどよいわけではない
私たちは、ビタミンCを体内で作ることができません、
なので食べ物から摂取しなければならないんです。
ビタミンCは、皮膚細胞を作るために重要で紫外線対策にも効果的です。
でもたくさん摂取すれば良いわけではないんですね。
ビタミンCがきっちり吸収されるのは1日100ミリグラムまでと言われています。
美容にいいと思い、1日に大量のサプリメントなどでビタミンCをとると下痢や吐き気、腎臓に負担がかかり体調を崩してしまいます。
最近はビタミンCの抗酸化作用が注目され、がんや動脈硬化の予防や老化防止にビタミンCが有効であることが期待されていますね。
僕も愛用している「タケダビタミンC」はお勧めです
5 毎日必ず日焼け止めを塗ること
高級な化粧品を塗るよりも日焼け止めを塗って紫外線をガードする方が肌に良いんです。
紫外線を長年浴びると「光老化」が進みしわやたるみ、黒ずみが出てきます。
もちろん冬も、雨の日も紫外線は出ていますので日焼け止めを塗りましょう。
僕も昔の人間なので、日焼けしている方がかっこいいと思っていた若かりし頃、紫外線浴びまくっていましたね。後悔です。
今でも外遊びが大好きなので、ロードバイクやバックカントリースキーをします。
雪の反射で冬も結構肌が黒い僕ですが、好きだからこそ人一倍肌に気を使うようになりました。
日焼け止めの種類はたくさんあり、どれが良いのか迷ってしまいますが、紫外線B波を防ぐ指標であるSPF 15以上がお勧めです。
SPF50になると、紫外線をカットするのに色々な成分が入るので肌への負担が増えていきます。
僕も、SPF50が最強!と塗ってみたものの、かゆみが出てしまい合わない日焼け止めもあるんだと実感しました。
日常生活であれば、SPF 15でも充分でないでしょうか。
塗り方にムラがあったり、薄かったりすると充分な効果が得られないこともあります。
コツは2〜3時間ごとに塗り直す事が重要だよ。
6 スキンケア商品は複数使うと効果が弱まる
お風呂上がりに、化粧水を塗った後に乳液、美容液、しまいにはクリームなどちょっと疲れた日や、リラックスした日に贅沢になんでもかんでも塗りまくってる人いるでしょ(僕ですがw)
たくさん塗って肌にいいと思って塗りまくっていた事が、逆に効果が出にくくなってしまっていたんです。
これは、お互いの成分がお互いを阻害して効果が薄くなってしまう事があるからなんです。
これもまた、お肌のバリア機能を壊す可能性があるよ。
何でもかんでも使っていいわけじゃないし、たくさんお金を使って肌を悪くしていると思ったら、ある程使う種類を絞るのがいいですよね。
7 「合う合わない」を見極めるシンプルケア
男の僕でも、皮膚が強いと思っていたんですが合わないスキンケア商品ってあるんですよねー。
昔は化粧水の後に乳液と当たり前に塗っていたんですが、何日か後にぶつぶつと吹出物が出てきた事がありました。
この化粧水と乳液などのように何種類も使っているとどちらが肌に合わなかったのか判断できないですよね。
人気No.1のスキンケア商品や、特売しているスキンケア商品でも自分の肌には合わないこともあるので、しっかり見極めましょう。
8 おわりに
いかがでしたでしょうか。
結構自分では肌にいいと思ってやっていたことが、逆効果だったって事がたくさんありましたよ!
本書では、まだまだ「ええ!これも肌にいいと思っていた!」と驚くような事がたくさん載ってますので、間違った知識で肌を悪くしないためにも是非一度手にとっていただきたい一冊です。
今日紹介した本
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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